portmaster に移行

今まで ports の管理には portupgrade を使っていたんですが、gihyo.jp のとある記事で portmaster なんてものが存在することを知りました。
よくよく調べてみると、どうやら ruby に依存しない ports 操作コマンドだそうで。とりあえず portmaster を入れてみないことには始まらないので、まずはインストール。たぶん最後の portupgrade 実行。

portinstall ports-mgmt/portmaster

インストールされている ports リストの出力

コマンドはこんな感じ。

portmaster -L

出力例はこんな感じです。なんか細かく出てきます。

===>>> Root ports (No dependencies, not depended on)
===>>> bigreqsproto-1.0.2
===>>> compat7x-amd64-7.2.702000.200906.1
===>>> cscope-15.7a

 :

===>>> Trunk ports (No dependencies, are depended on)
===>>> arc-5.21o_1
===>>> arj-3.10.22_3

 :

===>>> Branch ports (Have dependencies, are depended on)
===>>> apache-2.2.14_5
===>>> apr-ipv6-gdbm-db42-1.3.9.1.3.9_1

 :

===>>> Leaf ports (Have dependencies, not depended on)
===>>> automake-1.10.1
===>>> bash-4.0.35

 :

たぶんですが、それぞれのカテゴリの意味はこんな感じでしょう。

Root ports
どの ports にも依存せず、依存されていない。
Trunk ports
どの ports にも依存していないが、何らかの ports に依存されている。
Branch ports
何らかの ports に依存し、依存されている。
Leaf ports
何らかの ports に依存しているが、どの ports にも依存されていない。

ports のインストール

コマンドはこんな感じ。パッケージ名指定したり、/usr/ports の下のディレクトリ位置を指定するだけ。

portmaster squid-3.0.24
portmaster www/squid30

ports のアップグレード

コマンドはこんな感じ。こちらもパッケージ名を指定するだけ。

portmaster squid-3.0.24

ports の削除

コマンドはこんな感じ。

portmaster -e portupgrade-2.4.6_4,2

CentOS 5.x のインストーラ起動中に止まる現象の回避方法

64bit OS 上の VirtualBox に、32bit な CentOS 5.x をインストールしようとしたら、下記のログが出た後に見事に止まってしまうこの現象。

NetLabel: Initializing
NetLabel:  domain hash size = 128
NetLabel:  protocols = UNLABELED CIPSOv4
NetLabel:  unlabeled traffic allowed by default
NET: Registered protocol family 2

調べてみたら、virtualbox.org • View topic - failure installing Centos 5.4 on VB 3.0.8 というのが引っかかりました。どうやら VirtualBox のバグだそうで、回避方法としては仮想マシンの設定の [システム] にある "IO APICを有効化(I)" にチェックを入れれば良いようです。

ディスプレイの省電力モードを使う

ちょうど今、自宅の FreeBSD 機を 7.0 から 7.2 にアップグレード中です。で、アップグレード後もいろいろ設定しなきゃならんわけですが、いちいちネットで探すのも面倒なので、自分のブログにメモがてら残していきたいなと。情報共有にもなるし。うん。
というわけで、とりあえずディスプレイの省電力モードを使う方法。現在、うちはディスプレイを2台使って、メイン PC はデュアルディスプレイにしてあるんですが、その片方を FreeBSD 機に繋いでいて、適宜入力を切り替えて使っています。ですが、このディスプレイの電源ボタンがどうも接触不良に陥っちゃっていて、あんまり電源の ON/OFF をしていると、そのうち壊れそうで怖いんです。で、Linux と同じように、しばらくキーボード入力とかがなければディスプレイを省電力モードにしてくれるものはないのかなと、いろいろ探ってたらありました。

  • /etc/rc.conf
saver="green"

これだけ。/etc/rc.conf に saver="green" を追加するだけでした。
それにしても、仕事で Linux というか、RHELSUSE ばっか使ってて、最近 FreeBSD のこと忘れてきてて危ない・・・。ちゃんと FreeBSD も触らなきゃ。

ATI Radeon Xpress 200M を使う

ノート PC に openSUSE 11.1 を入れて思ったのですが、デスクトップ効果を有効にすることが出来ない。

個人的に、あのフェードイン/フェードアウトとか、ウィンドウのうにょにょーんと動くエフェクトが好きで、メイン PC の方の openSUSENVIDIA ドライバを入れてさっそくデスクトップ効果を有効にしていたわけですが、ノート PC (LaVie PC-LG17LW/TM) の方は ATI ドライバを入れると X が立ち上がらなくなって困っていたわけです。

そこで、調べていると下記のページを見つけました。

http://en.opensuse.org/ATI_Radeon_Xpress

このページを参考にして、下記のような操作を行うと X が立ち上がり、デスクトップ効果も有効にすることができました。

# init 3
# aticonfig --initial --input=/etc/X11/xorg.conf
# sax2 -r -m 0=fglrx
# init 5

参考にしたページの openSUSE 11.0 のところに書いてあるような、`sax2 -r -m 0=radeon` は実行する必要がなかったです。

ノート PC に openSUSE を入れてみた

上京してすぐ、実家に帰省するときとかに使うノート PC 「LG17FW/TM」という NECLaVie を買っていたわけですが、長年 Windows 機として使っており、彼女と同棲するまではほとんど使っていなかったのですが、同棲が始まった日からメイン PC の方はほとんど彼女が使ってて、俺が Jiemamy へのコミットが行えなくなってしまったため、急遽ノート PC を掘り出して使いまくってたわけですが、最近色々あって SUSE の勉強をしなきゃいけないこともあり、openSUSE をメインに使うことに決定。

というわけで先週の金曜、元々ついていた 80GB の HDD じゃ足りなくなってきたので仕事帰りに 250GB の 2.5 インチ HDD を購入。データのバックアップ等をとった後に再セットアップディスクを使って Windows を入れ直した後、openSUSE 11.1 を入れました。メイン PC と同様、音が鳴らないのですが、まぁ音を出すような使い方は openSUSE ではしないのであまり気にせず。問題は無線 LAN で、このノート PC に搭載されている無線 LAN 機器である ALPS 製の UGJZ1 は中身としては Atheros のものらしく、openSUSE のサイトを見たところ Madwifi というモジュールを組み込んで使わなきゃいけないとか書いてあったので、そうしてみたところ残念ながら繋がらず・・・。

色々やってみた結果、結局 802.11a では繋がらず、802.11g で繋がることがわかり、むしろ Madwifi も必要なかったというオチに。

さて、今度は emobile を使えるように設定してみますかねー。

各フックで動くモジュールのファイル一覧の出し方

Apache2.2の各フックで動くモジュールのファイル一覧 - no strict; no life;

とても参考になるエントリがあったもので、ソースを確認したところ、このリストの出し方として別にモジュールを作らなくても一個ファイルを編集すればいいことが発覚。

SHOW_HOOKS="1"
export SHOW_HOOKS

なんでこれでできるかというと、config.c に以下のように環境変数を拾って、apr_hook_debug_enabled に 1 を代入するから。

  • server/config.c
 418 AP_DECLARE(void) ap_register_hooks(module *m, apr_pool_t *p)
 419 {
 420     if (m->register_hooks) {
 421         if (getenv("SHOW_HOOKS")) {
 422             printf("Registering hooks for %s\n", m->name);
 423             apr_hook_debug_enabled = 1;
 424         }
 425
 426         apr_hook_debug_current = m->name;
 427         m->register_hooks(p);
 428     }
 429 }

何はともあれ、これは便利そうです。